結婚式の写真を友人に頼む時に気をつけたいこと。報酬、待遇について。

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こんにちは。スガワラ(@carex_take_blog)です。

ついに周りの知り合いがぼちぼち結婚し始める年齢になってしまいました。

結婚式は(ほとんどの人にとっては)一生に一度のビッグイベント。

最高の思い出を可能な限りキレイに、鮮明に写して残したいですよね。

式場のカメラマンに頼むのも味気ないからと、プロではないカメラ好きの友人に結婚式のカメラを頼む時に気をつける方もいるかとは思います。この記事を読んでいるあなたもその1人だと思いいます。

自分自身も、以前にサークルの先輩の結婚式でカメラマンを任されたことがあるんですが、その時に感じたことから、お伝えできることを書いていきたいと思います。

結論から言いますと、新郎新婦側が気をつけたいこととしては

  • しっかり報酬を出す
  • 事前の打ち合わせをしっかり行う
  • 余裕があればとって欲しい写真のイメージを提出する

 

以上3点について、カメラマンの友人に対して配慮していただければ最高です。

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実際に結婚式のカメラマンを任されてみての感想

それぞれの説明をする前に、自分が結婚式のカメラマンを担当させていただいた際の感想を先に述べさせていただきます。

料理を美味しいタイミングで食べられないのがけっこうつらい

カメラマンは基本的にみんなが料理を食べている間に新郎新婦や会場の写真を撮って回っています。自分の席に料理があったとしても仕事が優先になるため、一番美味しいタイミングで料理を食べることができません。お色直しやちょっとした休憩時間などの隙間時間に食べるしかないので冷めた料理しか食べることができません。せっかくの式場の料理なのに美味しいタイミングでありつけいないのがけっこう辛かった。

写真を撮ることに集中してしまい、全力で祝えない

カメラを構えてる時は、最高の一瞬を撮ることに集中しているため、集中している先はカメラです。ぶっちゃけ結婚式の演出がどうだったとか、新郎新婦のスピーチがどうだったとか、友人のスピーチがどうだったとか、細かいことを気にすることができません。それくらい写真に集中しています。

感動するんだったらシャッターを切るぐらいの感覚でいるので、新郎新婦を心の底から全力で祝うことがなかなか難しくなってきます。つらいです。

二次会で弾ける体力が無くなる

こればっかりは慣れや個人の体力の問題もありますが、数時間にわたる結婚式の写真を撮る集中力に体力をかなり持っていかれてしまい、2次会の時には力尽きていました。

体力つけねば…慣れねば…

けど最高に楽しかった

めちゃめちゃ大変な仕事ではありますが、一生に一度の思い出を切り取るお仕事を任せて頂いて、すごく光栄に思いました。写真を納品した後の新郎新婦も反応もめちゃめちゃ良くて最高の仕事だったなと今思い返してみて思います。




結婚式、披露宴が終わってからの作業

結婚式の後のカメラマンにはどんな作業が待っているか知らない方が多いと思うので、一般的な作業をここに挙げさせていただきます。

写真の選定

結婚式および披露宴の間に撮る写真は1000枚から2000枚に及びます(個人差ありますが)

ピンボケがないかどうか、新郎新婦側から提示された条件に見合う写真があるかどうかを数時間にわたって剪定します。めちゃくちゃ時間かけて選び終わったら今度は写真のレタッチという作業が待っています。

写真のレタッチ

これは写真の明るさや、色合い、構図の調整など、写真の加工と思われがち作業ですが、加工というよりは編集作業と思っていただければ幸いです。

選定した写真は数百枚まで減りますが、1枚あたりのレタッチ時間がだいたい5分から10分程度かかります。1枚を頑張ってしまえば数枚を一括で編集することも可能なんですが、この作業がアホほど時間かかります。

自分が仕事受けた時は学生だったこともあり、作業する時間がたっぷりあったので式から二日後には納品しましたが、会社勤めのにはかなり厳しいと思われます。社会人の方であれば、おそらく1週間から2週間ほどかけて作業すると予想されます。

大雑把に言うとこんな感じの作業が待ち受けています。

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新郎新婦側がカメラマンに配慮してほしいこと

上記の点を踏まえて、新郎新婦側に配慮してほしいことを挙げます。

仕事に見合った報酬を出してあげてほしい

カメラマンは式や披露宴だけでなく、家に帰った後も膨大な作業が待ち受けています。その苦労をぜひ労ってあげて下さい。

報酬に関しては完全にお気持ちで構いませんが、せめて1万円以上は出してあげると相手も喜ぶと思います。

お金がギリギリで報酬を出せない場合には、せめて「ご祝儀はいらないよ」とか「結婚式の会費はいらないいらないよ」と言った対処をしてあげてください。

事前の打ち合わせを入念に行う

自分がカメラマンをやった式では、特に打ち合わせの時間がなくぶっつけ本番でした。

これマジで怖いです。

どこにシャッターチャンスがあるのか、ここだけは取ってほしい!、と言ったシーンがもしあればカメラマンの友人に伝えてあげるとすごく親切です。

それに合わせて当日持ってくる機材の調整もあるので、当日の流れを知れるとカメラマンとしてはすごくありがたいです。

式場にカメラマンがいるかどうかを伝えてほしい

基本的に、式場お抱えのカメラマンが結婚式及び披露宴の撮影を担当することが一般的だと思います。自分は完全にそのパターンだと思い込んでいました。

当日は「式場のカメラマンの邪魔をしてはいけないな。」と思って、持っていく機材を少し控えめに持って行きました。式場に着いてみたらまさかのカメラマンは自分だけ。事前にカメラマンが1人だということを伝えていただければ、それ相応の機材を準備して最高の状態で撮影に臨むことができるので、カメラマンの有無はせめて教えてあげてほしいところです。

 

(余裕があれば)撮って欲しい写真のイメージを伝えてあげてほしい

結婚式寸前は色々と打ち合わせがあったり、式場と連絡を取り合ったりする必要があるのでバタバタして忙しいとは思います。

ほんの少しでいいので、インスタとかで結婚式の写真を検索して、「こんな感じの写真撮ってほしい!」っていうのをカメラマンの友人に伝えてあげるととても親切です。(機材を準備する都合があるので…)

結婚式の撮影はカメラマンにとっても最高の晴れ舞台です!

人生最大のイベントを任せてもらう責任感に加えて、信頼を置かれているという確証に繋がるので、カメラマンにとっても結婚式や披露宴というのは最高の晴れ舞台なわけです。

もし、あなたの周りに写真でめちゃくちゃ頑張っている方がいたら、是非とも仕事を依頼してみてください。あなたのことをよく知っている、その人にしか撮れない写真が必ずあります。

クリエイターの友人をもっと応援できる世の中になってくれれば最高だなあ…

そんな感じ!それでは!

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スガワラ

スガワラ

25歳会社員
旅と野球と写真について書いていたはずが、WiFiとガジェット中心のブログになってしまいました
YouTubeにて、もっと詳しく解説しています!

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